CCIJF – 在仏日本商工会議所

仏当局機関、大豆製品の健康障害リスクに注意を喚起

ANSES(食品安全庁)はこのほど、大豆製品の消費に伴う健康障害のリスクについて注意を喚起した。イソフラボンの過剰摂取に伴うホルモン異常のリスクを指摘した。

大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンに似た効果があり、男性と女性とも、過剰摂取の際にはホルモンのバランスが崩れ、不妊症や一部の疾病を併発するリスクがあることが知られている。ANSESは今回、研究により得られた知見に基づき、体重1kgに対して1日につきイソフラボン0.02mgを摂取上限とすることを勧告(出産可能な年齢の女性と性徴前の子どもについては0.01mg)。さらに、学校給食や社食等の給食サービスにおいて大豆由来製品を供するのをやめるよう勧告した。

ANSESによると、フランスにおける大豆製品の消費者のうち、47%は勧告摂取上限を超過している。イソフラボンの含有率は製品により異なるため、製品単位での摂取上限の設定は困難だが、ANSESは、メーカーに対しては、イソフラボンの含有率を低める製造上の工夫をするよう勧告した。