CCIJF – 在仏日本商工会議所

地デジテレビ局、チャンネル番号の変更決まる

放送行政監督機関ARCOMは13日、放送免許の一部非更新と新規参入局への免許付与に伴い、チャンネル番号を変更することを決定し、その内容を発表した。6月6日付で入れ替えが行われる。

地上デジタルテレビ局(無料放送時間帯がある有料局含む)は現在、27チャンネルにより構成されている。うち、第19チャンネルは空席だった。有料局のカナルプリュスが、アナログ放送時代から確保していた4チャンネルを明け渡すことを決めたことから、変更後は全25チャンネル体制となる。よい番号の付与を求める争いがあり、ARCOMがどのような決定を下すかが注目されていた。

4チャンネルは、国営フランス4局(現在14チャンネル)と併設の「Culturebox」が分け合うことが決まった。放送免許を失ったC8(カナルプリュス・グループ傘下)の8チャンネルは、国会テレビ局LCP/Public Senat(現在は13チャンネル)が獲得した。やはり放送免許を失ったNRJ12の12チャンネルは、子ども向け局Gulli(M6グループ傘下)が獲得した。現在の18チャンネルから繰り上がった。13チャンネルから16チャンネルまでは、ニュース専門テレビ局4局に割り当てられることが決まった。15と16の両チャンネルを占有していたBFM TVとC Newsがそれぞれ12と13チャンネルに繰り上がり、空いた15と16チャンネルには、LCI(現在26チャンネル)とFranceinfo(同27チャンネル)が繰り上がった。新規参入のCMI TVとウエストフランスTVは、それぞれ18チャンネルと19チャンネルを獲得した。その他のチャンネルに変更はない。