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第十一回:紫外線のお話

今年は晴天の日が多いですね。今回は太陽から発せられる紫外線のお話をさせていただきます。紫外線は可視光線より波長の短い光で、目には見えません。UVA、UBVとUVCがありますが、このうち地表に到達するのはAとBです。

 

1年のうちで紫外線が最も強くなるのは6月から8月にかけてです。また南に行くほど、標高が上がるほど強くなります。北海道と沖縄では約2倍の差があるそ うなので、札幌より北に位置するパリでは日本ほど紫外線の心配をする必要はないと思います。それでも屋外で活動する場合や車に長時間乗ったり、南でバカン スというときにはしっかりとしたUVケアが必要です。

 

紫外線による健康被害にはさまざまなものがあります。急性障害としてはサンバーン(やけど)や角膜炎(雪目)があり、慢性障害ではシミ、シワや皮膚腫瘍 (良性、悪性)や白内障などあります。また、免疫力を低下させてヘルペスを誘発したり、日光アレルギーによる発疹が出ることもあります。サンバーンがおき てしまったら、なるべく冷やしてステロイドの外用または内服により早期に炎症を抑えることが可能です。その方が、炎症後の色素沈着も軽くて済む場合が多い です。慢性障害の中には生命に関わるものもあり、注意が必要です。紫外線は皮膚のコラーゲン産生を抑え、張りをなくしてしまいます(光老化)。
紫外線対策としては、「晴れたお昼に外出しない」「衣服で覆う」「帽子をかぶる」「日焼け止めを塗る」「サングラスをかける」などがあげられます。メガネ やコンタクトを買う際はUVカットのものを選んでください。紫外線に対する防御能には個人差があり、色白の人はこれが低いのでよりしっかりとした対策が必 要です。また成人になるまで浴びる紫外線量が将来の皮膚癌リスクを上げるという報告もありますので、子供だからといって何もしなくて良いわけでもありません。

 

日焼け止めの成分には紫外線吸収剤と散乱剤の2種類があります。前者は塗ったときに白くなりませんが、まれにかぶれる人がいます。後者はかぶれる可能性は 低いのですが、塗ったときに白くなります。いずれもSPFが30以上(紫外線が強いときには50)、PA++以上の物が望ましいです。また、できれば数時 間おきに塗りなおしたほうが良いでしょう。
今回は以上です。楽しいバカンスをお過ごしください。

三村 佳弘 先生

三村 佳弘
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