今週のフランス

国内の幅広い地域に霜害の被害、政府は農家への支援を約束

国内の幅広い地域で霜害の影響が広がっている。ワイン用のブドウ栽培で特に大きな被害が出ている。

国内では、この季節としては記録的な高温を記録した後に、急激に気温が低下した。10日間で33度という大きな変化が発生し、開花が始まっていたところに霜の被害が出て、大きな打撃が生じた。9日に被害が出たブドウ畑などを訪問したドノルマンディ農相によると、ブドウ畑、果樹園、ナタネなど一部の大規模耕作において、数十万ヘクタール相当の被害が出た。今後の数日間の気象状況によっては被害がさらに広がる恐れもある。政府は、農業災害指定を迅速に行い、補償金の限度額も解除すると約束した。

今回の被害は、ラングドック地方、バール県、ガール県など、従来は霜害が多くない地方にまで広がっており、影響は特に大きい。ボークリューズ県のサクランボは収穫量が7割以上の減少を記録する見込みで、全国のワイン生産は最大で50%減を記録する恐れがある。小売価格の上昇による消費者への影響については、現時点では判断は難しいが、国産の果物の場合、近隣諸国の産品との競争もあり、価格を引き上げる余地に乏しいことから、収穫量と価格面の両方で、生産者が大きな打撃を被る恐れがあるという。

バックナンバー

Prev Next
提供
kaiin260 100
kaiin260 100

会員用ログイン

サイト内検索