今週のフランス

経済省、2021年経済成長率予測を6%へ下方修正

経済省は17日、2021年経済成長率予測の下方修正を発表した。9月時点に発表したプラス8%という予測を、プラス6%へ下方修正した。新型コロナウイルス感染第2波と再ロックダウンの影響を折り込んで修正した。

経済省は2週間前の時点で、2020年の経済成長率予測を1ポイント引き下げ、マイナス11%としていた。ただし、ルメール経済相は17日、再ロックダウンでは経済への影響がより小さくなっていることから、最終的な数字は予測値よりも良好になる可能性があるとも指摘した。経済相は、2021年の予測について、より厳格な衛生基準の適用が今後数ヵ月間続くが、第3次ロックダウンには至らないとする仮定に基づいていると説明。また、2022年末時点で危機前の水準に回復するとの目標を維持したが、新たな予想だと、2021年末時点の水準が危機前と比べて4%減(従来予測だと2.7%減)ということになり、目標の達成は一段と厳しくなる。

経済省は今回、財政赤字等の予測値は示さなかった。その理由として、再ロックダウンに伴う追加の支援措置が準備中であり、その影響を予測に折り込む必要があることを挙げている。追加支援措置では、営業禁止対象の個人商店や自営業者向けの支援の増強が焦点になる。特に状況が厳しい業種(外食・宿泊・イベント)については定額式ではなく、収入に応じた歩合式(15%という率が取り沙汰されている)の支給制度の導入が検討されている。なお、政府は現在、ロックダウンの段階的解除について検討を進めており、マクロン大統領が来週に骨子を発表する予定となっている。

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