今週のフランス

政府、夏季シーズンの国内旅行を解禁

フィリップ首相は14日、観光省間委員会(CIT)を招集し、外出制限の段階的な解除における観光業の振興策について協議した。首相は会議後、今夏のシーズンに国内旅行の再開を認める方針を示した。

首相は、7月及び8月に国内で夏季休暇を過ごすことができるようにすると説明。ただし、感染状況を踏まえて、地域限定で制限を導入する可能性があると付け加えた。それに絡んで、飲食店の営業再開は、「緑」指定の県において、6月2日から認めると予告。これについても、感染状況を踏まえた上で最終的な決定を下すとして、留保条件を付けた。その他の日程は5月末に決定すると予告した。

この発表を受けて、国鉄SNCFは同日中に、夏季休暇期間の高速鉄道(TGV)の予約受付を15日から開始すると発表。6月上旬に平時のダイヤに復帰することを目標に掲げた。SNCFは現在、予約券について、手数料なしで交換・払い戻しに応じているが、これは今後とも続けられる。乗客を定員の60%までに制限する現行規制の今後については、6月2日に決められる予定。

フィリップ首相はまた、総額で180億ユーロ規模の観光業振興プランを公表。3-6月分の社会保険料の免除、年末までの一時帰休制度の適用延長、連帯基金を通じた給付金支給の適用拡大などの措置を確認した。政府系金融機関CDC(預金供託金庫)を通じた36億ユーロの投融資(2023年まで)も決まった。

 

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