今週のフランス

ディズニー、SVODサービス「ディズニー+」をフランスでも開始へ

ディズニーのSVODサービス「ディズニー+」が3月24日に欧州で開始される。フランスでは、新型コロナウイルスに伴う外出制限が始まったばかりで、エンタメの需要が高まる中での開始となる。

フランスでは、有料テレビのカナルプリュス(ビベンディ傘下)が、外出制限に直面する国民向けに、特別に無料配信に切り替えるサービスを開始。通信大手オレンジも、傘下の有料テレビ局を加入者向けに無料提供しており、にわかに賑やかな展開になっているが、ディズニーは予定通り、月額6.99ユーロ(年間契約だと69.99ユーロ)の料金にてサービスを開始する。ディズニーの古典アニメ、ピクサー、マーベル、さらにスターウォーズと全部盛りの充実したカタログを売り込む構えだが、フランスでは、封切からVOD開始までの日程規制のため、「アナ雪2」のような旬のコンテンツはまだ提供できない。

サービス加入はインターネットサイトから可能だが、フランスにおいてディズニーはカナルプリュスと販売に関する独占契約を締結。カナルプリュスは、販売する料金プランの中に組み入れるなどして販売する。カナル・プリュスは、オレンジ、SFR、ブイグ・テレコム、フリーといった通信大手とは契約を締結できておらず、これらの事業者のIPテレビ経由では利用できない。報道によれば、カナルプリュスは、5年間で1億ユーロという契約料を要求したらしく、金額が高すぎて交渉がまとまらなかった。カナルプリュスはディズニーとの間で、ディズニー制作の映画の放送権の獲得などを含めてだが、総額10億ユーロという5年契約を結んだ模様で、安値での契約には応じられないという事情がある。

 

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