今週のフランス

ブラックロックのパリ本部、環境派による襲撃の被害受ける

資産運用の世界大手ブラックロックのパリ本部が10日、環境派により襲撃される事件があった。ブラックロックはこの件を非難し、提訴すると予告した。

環境急進派のユース・フォー・クライマット・パリがこの抗議行動を呼びかけ、フライデー・フォー・フューチャーやエクスティンクション・レベリオンの支持派なども加わった。パリ2区のオペラ座近くにある本部入居の建物に100人程度が侵入、ブラックロックの事務所内には40人程度が押し入り、一時は内部に立てこもり、落書きをしたり、備品を壊すなどした。襲撃に加わった環境派は、ブラックロックが環境保護の名を騙り、実際には環境破壊につながる投資活動を続けているなどと主張している。

ブラックロックはこのところ、「資本主義の悪魔」扱いをされ、象徴的な標的として攻撃を受けている。特に、年金改革を陰で操り、利得を挙げようとしているとの批判が根強くあり、これまでにも抗議行動の対象となった。ただ、環境派による抗議行動の対象となるのは、フランスでは今回が初めて。

 

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