今週のフランス

フィアット・クライスラー、PSAと合併を協議

ウォールストリート・ジャーナル紙は29日、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が仏自動車大手PSAとの合併を協議中だと報じた。仏経済紙レゼコーによると、複数の筋が、「集中的な協議」が進められていると確認した。合併が実現すれば、時価総額500億ドルの世界大手が発足する。

フィアット・クライスラーとPSAは、1年余り前から合併の可能性を探っていたという。去る3月には、ジュネーブ国際モーターショーの機会を利用して、PSAのタバレスCEOとFCAのマンリーCEOが会談したが、この時は温度差もあり、協議はまとまらなかった。その後、FCAは6月に仏ルノーとの合併計画を発表。この計画はルノーの側の足並みが揃わずに白紙に戻されていた。FCAはその後、再度PSAとの接近の道を探っていたことになる。

ウォールストリート・ジャーナルの報道によれば、合併は株式交換の形で行われ、PSAのタバレスCEOが新会社のCEOに就任、FCAの大株主である伊アニェッリ一族のジョン・エルカーン氏が、新会社でも会長を務める。両社は合計で2018年に870万台を販売。これは、独フォルクスワーゲン、ルノー・日産・三菱自、トヨタに僅差で次ぐ世界第4位となる。欧州市場に限ると、フォルクスワーゲンにほぼ匹敵し、首位の地位を争う位置につける。

 

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