今週のフランス

26GHz帯による5G利用の新サービス、試験導入が開始へ

ARCEP(郵便・電子通信規制機関)は7日に記者会見を開き、26GHz帯を利用した5Gサービスの試験導入を目的として、11プロジェクトを選定したと発表した。3年間の期限付きで各種の新サービスの試験を行う。

通信事業者への5G周波数の付与は、近く3.5GHz帯を対象になされることが決まっている。それとは別に、ベンチャー企業や各界の企業などに新たなサービスを開拓する試験を行う機会を与える目的で、今回の周波数の付与が決まった。26GHz帯は、高い通信速度を実現できるが、到着距離が短く、電波が建物内に入りにくいという欠点がある。具体的なプロジェクトの内容は公表されていないものも多いが、例えば国鉄SNCFは、レンヌ、ボルドー、リヨンの各駅で、乗車前に瞬時に映画1本をダウンロードできるサービスの提供などを予定。また、サンカンタン競馬場(イブリーヌ県)では、拡張現実型の付帯的サービスを入場者に提供する目的で5Gを利用する。試験の結果を見て、将来的に26GHz帯の一部を通信事業者以外の企業に恒常的に付与することも検討する。

 

バックナンバー

kaiin260 100

会員用ログイン

サイト内検索