今週のフランス

エーグル・アジュール航空に数社が買収提案

倒産した仏エーグル・アジュール航空に合計で14件の買収提案及び関心表明が提出された。うち正式の買収提案は国内企業からの4件という。裁判所は16日までに決定を下す見通し。

各社はオルリー空港等の発着枠に関心を抱いているが、買収提案はほとんどが部分的なものであるという。うち、報道によれば、エールフランスは、中距離便(アフリカ及びレバノン発着)事業の買収を提案。フランス勤務者の7割に相当する600人近くをエールフランス・グループの待遇にて引き取ることを約束したという。なお、この報道を嫌気してか、エールフランスKLMの株価は9日、9.7%の急落を記録した。このほか、エーグル・アジュールの20%株式を保有していた実業家のウア氏は、長距離便(2機のA330を保有)事業と債務を除くエーグル・アジュールの全体の買収を提案。長距離便事業には、デュブルイユ・グループ(傘下にエア・カライベスなど)が買収に関心を示している。また、エールフランス傘下だったHOP(地方航空)をかつて経営したゲラン氏が、国からの4000万ユーロのつなぎ融資獲得を条件に、買収提案を提出したという。外国勢(イージージェット、ブエリングなど)も関心を表明したが、具体的な買収提案は提示していないという。

 

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