今週のフランス

ドルボワ年金改革高等代表が入閣、運輸閣外相にジェバリ下院議員

大統領府は3日、新たな閣僚人事を発表した。2人が入閣する。

まず、ジャンポール・ドルボワ年金改革高等代表が入閣を決めた。ビュザン保健相付の年金改革高等代表の肩書で入閣する。ドルボワ氏は72才、右派政権で閣僚を務め、人権擁護庁の長官など要職を歴任した経験がある。交渉力を買われて、マクロン大統領により年金改革案をまとめるための労使との協議の責任者に起用され、ポイント制への移行を柱に42を数える現行の各種年金制度を一元化する改革案をまとめた。ほぼ同じ肩書で入閣し、マクロン大統領が予告した年金改革に関する国民協議を陣頭で指揮することになる。なお、フィリップ首相は年金改革を巡り労委と明日から会談する予定。

また、運輸担当閣外相として、ジャンバチスト・ジェバリ下院議員が初入閣した。ボルヌ運輸相が、辞任したドリュジー環境エネルギー相の後任として環境エネルギー相を兼務して以来、運輸問題に専念する閣僚は空席となっており、その穴を埋める人事となった。ジェバリ氏は37才、航空管制官からパイロットに転身し、その後、起業計画を進める中で当時は経済相だったマクロン大統領と知り合った。以来、マクロン氏の政治運動立ち上げに合流し、2017年の総選挙に立候補して初当選を果たした。鉄道改革法案の審議の際には法案報告者を務め、改革法案の可決成立に尽力、今回の運輸閣外相就任がその褒章となった。

 

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