今週のフランス

プリームダクティビテの受給者数、大幅増

家族手当公庫(CNAF)が5日に発表した集計によると、低所得の勤労者向けの手当て「プリームダクティビテ」の受給者数が大きく増加している。政府が「黄色蛍光ベスト」の抗議行動を受けて決めた支給額増額等の措置が呼び水になった。受給者数は2018年末に304万人を記録し、1年間で11.1%の増加を記録。3月末時点では410万人まで増え、400万人台を突破した。3ヵ月間で35%増、1年間では52%の大幅増となった。政府は、「プリームダクティビテ」の増額措置により、法定最低賃金(SMIC)就労者では手取り月収が100ユーロ近く増加すると説明。これで受給申請をする人が大きく増えたと考えられる。この増加に伴い、1-3月期の支給額は前年同期比で52.5%増加し、22億ユーロに達した。

その一方で、RSA(生活保障手当)の受給者数はあまり増えていない。3月末時点では188万世帯で、1年間で0.6%の微増に留まった。平均支給額は月額496ユーロとなった。支給総額は27億8000万ユーロで、調整後では前年同期並みとなった。政府は各種生活保障手当の一本化を柱とする制度改正の準備を進めている。

 

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