今週のフランス

空気清浄機のTeqoya、中国市場で成功

空気清浄器を製造・販売する仏ベンチャー企業Teqoyaはこのほど、年間販売台数1万台を突破した。年商は100万ユーロ程度で、その7割を、中国向けをはじめとする輸出により達成している。

Teqoyaは2015年に設立、ボルドーに本社を置く。主力市場の中国では、オンラインショップのJD.comや、近くTmallとの提携を通じて拡販を図っている。企業や学校、病院への売り込みに向けて、BtoBの市場開拓にも注力。建物の設計段階から自社製品の採用を働きかけることを狙っている。中国では大気汚染が社会問題になっており、フランス発の新技術と品質を売り物として、伸び代がまだ大きい中国市場で成長力を確保する構え。近く数百万ユーロの資金調達をまとめて、生産部門と営業部門のテコ入れを図る予定。

主力製品は「Teqair200」で、同社の販売の3分の2を占めている。ロッシュボボアやテファールで活躍した産業デザイナーのフランク・ビエバン氏を起用し、普遍的なデザインに一新した。従来製品より性能が30%向上、10年保証を付けて高品質をアピールしている。保証期間を長くするためセンサの搭載は見送り、提携先のKaiterraのIoT製品をセットで販売する戦略を採用した。

 

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