今週のフランス

ディジョン都市圏、スマートシティの遠隔コントロールセンターを開所

ディジョン都市圏で本日、スマートシティ計画「オンディジョン(OnDijon)」の枠内で、遠隔コントロールセンターが開所する。23市により構成され、人口は25万人に上る一つの都市圏の全体で、交通規制や監視カメラ、街灯などを一括して管理するセンターが設置されるのは世界でもこれが初めてという。開所式には、プロジェクトに関わった各社(建設大手ブイグ、仏電力EDF、環境サービス大手スエズ、情報処理サービス大手キャップジェミニ)のトップが揃って出席する。

ディジョン都市圏はスマートシティ計画を積極的に推進し、街灯や信号などの設備を光ファイバーで接続。140km分の敷設を行った。これにより、すべての設備を一体的に管理する体制が実現した。街灯3万基余りのLEDランプ化が今後、5年間をかけて進められることになっており、これが実現すると、光度の適切な調節により65%の電力節約が実現する。また、公共サービスの人的手配の最適化が可能になり、節減が見込める。「オンディジョン」プロジェクトは総予算が12年間で1億500万ユーロ(うち5300万ユーロが投資的経費)に上るが、各種節減により予算を賄うことが期待できる。

スマートシティ計画で得られるデータはEDF子会社のCitelumが開発のソフトウェアMuseにより管理される。データは匿名化された上で都市圏が権限を確保し、オープンデータ化によりベンチャー企業による新たなサービスの実現に提供される。

 

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