今週のフランス

ビスケー湾で商船沈没、汚染の懸念も

イタリア船籍の商船「グランデ・アメリカ」号が12日、ビスケー湾で沈没した。2日間に渡る火災を経て沈没した。海洋汚染が懸念されている。

「グランデ・アメリカ」号は伊グリマルディ・ラインが保有する兼用船で全長は214メートル。独ハンブルク港を出発し、モロッコ・カサブランカ港に向かう途中だった。コンテナ365個(うち45個は危険物を輸送)と2000台強の車両を運んでいた。また、燃料の重油約2200トンを積んだまま沈没した。乗組員26人と乗客1人の合計27人は、火災発生翌日の11日未明に脱出し、救助された。

沈没地点は、ブルターニュ地方ペンマルク岬の沖合南西263kmで、ラロシェル市からは333km離れた地点となる。水深は4600メートル。ドリュジー環境相は12日、下院での答弁の機会に、海洋汚染が生じるリスクがあるとし、対策を講じると予告。当局によると、シャラント・マリティム県及びジロンド県の海岸に被害が出る恐れがある。14日現在で、海岸から200km地点に帯状に広がる油が確認されており、当局は現場に回収船を派遣した。17日(日)にも海岸に汚染が達する恐れがある。

 

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