2020年・新年特集

元砂洋樹 在仏日本商工会議所 会頭

在仏日本商工会議所会員の皆様

 

新年明けましておめでとうございます。

 

2020年の年頭にあたり、謹んで新春のお祝い申し上げます。

旧年中は在仏日本商工会議所の活動への多大なご理解、そしてご参加を賜りましたこと厚く御礼申し上げます。また、会議所の活動に格別のご支援を賜りました在仏日本国大使館を始めとする日仏関係各機関の皆様方に、会議所を代表致しまして心より御礼申し上げます。

 

昨年は、フランスでは、黄色いベスト運動が続き、下火になったかと思えば、年末の年金改革反対ストで交通事情がマヒする等、追い起こせば、混乱や不具合が続いた年となりました。世界的には、保護主義の台頭により従来の自由貿易体制や国際協調の維持が難しくなってきている中、昨年2月に非常に意義深い日EU・EPAが発効しました。一方で、英国のEU離脱がやっとのことで確定的となり、また、EUではフォン・デア・ライエン氏が新しい欧州委員長に就任し、欧州委員会が新体制となる中、フランスの存在意義も相対的に高まった年ではないかと思います。

 

このような中、会議所としても、会員企業の皆様の積極的なご参加をもって、例年以上に確たる活動ができたのではないかと思います。昨年10月にはビジネスフランス(フランス貿易投資庁)やJETROとの共催で「クラブ・ジャポン」を3年ぶりに開催することができ、我々日本企業の将来にも直結するイノベーションやフランスとのパートナーシュップについて議論ができました。また、引続き改善が望まれる項目として、日仏社会保障協定に基づく社会保険料の扱いや運転免許証の書き換え問題にも大使館の多大なご支援を賜りながら、対応を図りました。2020年も、皆さまのご要望を踏まえながら、このような活動を継続して参りたいと思っております。

 

2020年の欧州は、米中貿易摩擦や中国経済減速等の影響も受け、1%程度の低成長が続く見通しと言われます。ただ、この減速基調は金融政策の調整等により下支えされるとみられますが、ドイツの景気や英国のEU離脱後の行方、イタリア財政リスク等の不透明感は残ると思われます。このように、2020年は、引続き不透明感が続く年になりそうですが、日本では、東京オリンピックの開催年でもあり、当地フランスでも、日本の存在感をアピールできる年にもなるのではないかと考えます。在仏日本商工会議所としても、皆様からの積極的なご参加を得て、一層充実した活動を続けて参りたいと思います。

 

最後となりますが、本年も会員の皆さま、ご家族の皆様が御健勝で御多幸でありますよう、心からお祈り申し上げます。

 

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

令和二年 元旦 

 

在仏日本商工会議所会頭 

元砂洋樹(仏国三菱商事会社社長)

 

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