今週のフランス

「鉄道貨物高速道路」の新路線が運用開始に

北仏カレー港からイタリアのオルバッサーノ(トリノ近郊)を結ぶ「鉄道貨物高速道路」の運用が6日に始まった。ボルヌ運輸相や国鉄SNCFのペピCEOらが列席して記念式典が行われた。

「鉄道貨物高速道路」は、トレーラーを直接に貨物列車車台に搭載するなどして、トラック輸送を鉄道輸送に振り替えることを目的に運行される貨物列車のサービス。フランスでは2016年から導入が始まり、これまでに、カレー・ルブーロン(仏南東、スペインとの国境)、ベタンブール(ルクセンブルク)・ルブーロン、カレー・アンダイ(仏南西、スペインとの国境)の3路線が運行されており、新路線は4路線目となる。新路線は全長1150km、当座は週5往復で運行し、2019年9月には1日2往復に増強される。1編成につき40台分のトレーラー等の貨物搭載が可能で、2019年9月以降には、通年ベースで3万1000台分の輸送を目指す。これは、二酸化炭素排出量3万7200トン分の節減に相当する。

2017年に鉄道貨物欧速道路は10万6747台分を輸送、7万5000トン分の二酸化炭素排出量の節減を達成した。9割の列車が2時間以内の遅れで到着しており、これは貨物列車としては良好な成績という。SNCFは新路線に投入する車両に4000万ユーロを投資。仏ロール社製の車台は回転式で、クレーン不要でそのままトラクターに連結して搬出することができ、時間の短縮と効率化に貢献する。

 

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