今週のフランス

ユーロビア、100%リサイクル道路を実現

ユーロビア(建設大手バンシ傘下)はこのほど、100%リサイクル材料による高速道路補修を終えた。高速道路のような交通量の大きい道路での100%リサイクルは世界でも初めてという。

高速道路A10号線(ASF社が管理)のジロンド県内の1km区画において補修を実施した。骨材とビチューメンを回収し、10kmほど離れた地点に仮設の施設で再生を行い、舗装をやり直すという形で行われた。最終的な舗装材に占めるリサイクル材料の割合は97-98%に上った。

新工法開発などの費用総額は500万ユーロに上り、うち140万ユーロはADEME(環境・省エネ庁)が拠出した。道路の耐久性を調べるために、10年間の継続調査が行われ、通常の道路との特性比較がなされる。ユーロビアによれば、材料リサイクルによるコスト節減効果がある一方で、選別など作業の手間があり、相殺すると費用は通常の工事とほぼ同じであるという。半面、二酸化炭素排出量は50%、エネルギー投入量は20%、それぞれ削減できる。

 

バックナンバー

kaiin260 100

会員用ログイン

サイト内検索