今週のフランス

パリ株式市場CAC40指数の構成企業、1-6月期に6.8%の減益

レゼコー紙が13日付で報じた集計によると、パリ株式市場CAC40指数の構成企業の純益合計額は1-6月期に481億6200万ユーロとなり、前年同期比で6.8%、金額にして35億ユーロ減少した。カルフール(食品小売)が8億6100万ユーロの赤字を記録したのに加えて、前年同期に資産売却などで一時的に純益が膨らんでいた3社(エアバス、航空機エンジンなど製造のサフラン、製薬のサノフィ)の減益(3社合計で減益幅は87億ユーロ)が影響した。それらの要因を除くと、各社の業績は全般的に好調で、大幅増益の企業も目立った。石油大手トタルは20.7%の増益を達成、純益額は52億5200万ユーロで、BNPパリバ銀行(39億6000万ユーロ)と高級ブランド大手のLVMH(30億ユーロ)を抑えて純益トップの座に返り咲いた。部門別では、金融が110億ユーロで最も多く、ブランド(ケリング、エルメス、LVMHと化粧品大手のロレアル)が83億ユーロで続いた。

1-6月期の売上高合計額は6513億8000万ユーロとなり、前年同期比で0.6%増加した。構成銘柄の入れ替えの影響を除外すると、増収率は3.2%となる。売上高の大きい2社(ラファージュホルシムとノキア)が外れ、代わりにより規模が小さいエルメスとSTマイクロ(半導体)が入ったことが影響した。

営業利益の対売上高比率は10%程度で安定して推移したが、半数の企業では営業利益率が後退した。これは、企業が投資的支出を拡大していることが一因となっており、CAPEXの合計額は14.4%増の334億7000万ユーロを記録した。(「日刊メディアダイジェスト」9月13日より転載)

 

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