今週のフランス

エールフランスKLM、次期CEOにエア・カナダのスミスCOOを起用か

エールフランスKLMの次期CEO選びで、エア・カナダのベンジャミン・スミスCOOの名前が有力候補として浮上した。

エールフランスKLMでは、ジャナイヤック会長兼CEOがエールフランスにおける労使対立に絡んで辞任。後任選びの手続きが進められているが、難航している。社内の人事委員会は、一度は仏ヴェオリア(環境サービス)のカプロンCFOを推薦する方針を固めたが、これは各方面から横やりが入り失敗した。その後、主要株主である米デルタ航空と中国東方航空の意向にも配慮し、人事委員会は航空業界の人材を国際的なスケールで探すことに方針を改め、スミスCOOに目を付けたという。新体制では会長職とCEO職が分離され、スミス氏はCEOに就任する構想という。取締役会は既に、人材招致を容易にする目的で、経営トップの報酬上限を250万ユーロ近くへ引き上げることを承認しており、これは、辞任したジャナイヤックCEOの報酬(約70万ユーロ)に比べて3倍増となる。

スミス氏の起用の可能性について、エールフランスのパイロット組合SNPLは早くも反対の念を表明。組合側は従来の経営方針が維持されるだけだなどと主張している。

 

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