今週のフランス

著名シェフのロブションさんが死去、73才

著名シェフのジョエル・ロブション氏が6日、スイスのジュネーブでがんのため死去した。73才だった。

ロブション氏はポワティエ地方の出身。料理人として研鑽を積み、1974年にパリの「コンコルド・ラファイエット」ホテル(17区)のレストランのシェフに就任。1981年にオーナーシェフとして開いたジャマンで1984年にミシュラン3つ星を獲得。ミシュランガイドで取得した星の数は合計32に上り、これは最高記録となっている。

1990年代にはシェフとしては第一線を退き、シェフ育成の教育活動に力を入れた。テレビの人気料理番組の司会も務め、ガストロノミーの普及にも大きく貢献した。加工食品ブランドのフルリーミションとの提携は1987年に遡り、「ロブション」ブランドの展開にも成功。国際展開でも知られ、2003年に東京を皮切りにフランチャイズ展開を始めた「ラトリエ・ド・ロブション」は特に名高い。ロブションは初めて黒い服で調理を行うなど、イメージ戦略にも長けたメディア時代のシェフでもあったが、最も得意としたのはジャガイモのピューレという単純だが深い伝統の味だった。

 

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