今週のフランス

エールフランスKLM、4-6月期に減益

エールフランスKLMは8月1日、4-6月期の業績を発表した。売上高は前年同期並みの66億2500万ユーロ、EBITDAは10億4800万ユーロ(前年同期比2億4400万ユーロ減)、純利益は1億900万ユーロ(同4億8400万ユーロ減)だった。1-6月期では、売上高が0.8%増の124億3200万ユーロ、EBITDAが16億7000万ユーロ(2億7000万ユーロ減)、最終損益は1億5900万ユーロの赤字(前年同期は4億5000万ユーロの黒字)となった。

エールフランスでこの春に行われたストに係る費用は推定で3億3500万ユーロ相当に上ったが、その割には予想外に良好な業績となった。1-6月期の旅客数はグループ全体で4845万人となり、前年同期比で2.8%増を記録、うちエールフランスは2450万人を占めた。また、4-6月期に顧客単価が1.7%の増加を記録。会社側は現状維持を予想していたが、上位クラスの顧客数が堅調を維持したことで、予想外の増加を確保した。エールフランス単体では、EBITDAマージンが、4-6月期に0.3%(前年同期比5.8ポイント低下)、1-6月期にマイナス2.2%(同4.7ポイント低下)となり、ストが続いた4-6月期にもかろうじて黒字を確保することに成功した。KLMのEBITDAマージンは、4-6月期に11.7%(1.2ポイント低下)、1-6月期に7.5%(0.2ポイント低下)となり、グループをけん引する柱となっている。

8-11月の予約状況は前年同期と比べて改善しており、グループでは業績が下半期にかけて改善すると見ている。ただ、次期CEOが9月にならないと決まらないのが不安材料で、新CEOが決まらないとエールフランスの賃金交渉が再開されないことから、秋にかけてストが再発するリスクを抱えている。(「日刊メディアダイジェスト」8月2日より転載)

 

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