今週のフランス

SFly、アブを使ってキトサンを大量生産

グルノーブルのスタートアップSFlyは、アメリカミズアブ(Hermetia illucens)を原料とするキチン(商品名キトサン)の大量生産を計画している。

キトサンは主にアジア諸国で、カニやエビの甲殻類の外骨格などから製造されている。アメリカミズアブを原料とする製造で、キトサンの安定供給の実現に期待がかかる。地元のアブラナなどの植物性素材を培地にして幼虫を培養し、成虫からキトサンを大量生産する。医療や化粧品向けなど、高い品質とトレーサビリティ確保が必要な製品を生産する。200万ユーロの資金調達が実施され次第、イゼール県の産業地区で2019年半ばから、従業員20人で生産を開始する。

SFly社は最終的に900万ユーロの資金調達を狙っている。なお2021年にはキトサンの派生品の世界需要は630億ドルに達すると見込まれる。(「日刊メディアダイジェスト」7月9日より転載)

 

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