今週のフランス

ユーロサトリ、11日に開幕

防衛機器国際見本市「ユーロサトリ」が11日に開幕する。陸軍用兵器の見本市としては世界最大規模で、隔年で開催される。パリ北郊のビルパントにて15日まで開かれる。

この機会に、独仏共同の戦車開発計画で最初の成果が発表される。ドイツ大手KMWと仏大手ネクステルは2015年末に、独仏折半出資の持ち株会社KNDSの下に統合されており、両国の戦車(ドイツのレオパード、フランスのルクレール)の後継の共同開発を進めてきた。独仏が戦車を共同化するのはこれが初めてで、共同開発の成果が発表される。

ネクステルは同じ機会に、偵察・戦闘用装甲車「ジャガー」のプロトタイプを初公開する。仏タレスが開発の通信システムと仏アトスが開発の情報処理システムを搭載、2020年に仏陸軍への供給が開始される予定。これは仏陸軍の中期軍備増強計画(2025年まで)の枠内で配備されるもので、総額で約60ユーロの予算が計上されている。ジャガーは150台が配備され、そのほか、多目的重装甲車グリフォン936台(2018年末から配備開始)などの配備も予定されている。

ネクステルはまた、子会社ネクステル・ロボティクスを通じて、遠隔操作の無人戦闘車両「オプティオ」を公開。エストニアのミルレム社が開発した台車にネクステルが開発の兵器を搭載、機種により5時間から10時間の走行が可能で、口径20mmの武器を搭載する。2019年にも納入を開始できるという。

 

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