今週のフランス

EUの住宅ローン残高、1年間で4.3%増:フランスは6%増

クレディ・フォンシエ(仏BPCE銀行傘下)が5月15日に発表した集計によると、欧州連合(EU)の加盟28ヵ国における住宅ローン残高は2017年末日時点で6兆4000億ユーロ弱となり、1年間で4.3%増を記録した。この増加率は、2014年に2%、2015年に2.2%、2016年に3.1%と徐々に加速しており、2017年には一段と大きくなった。うちフランスは9840億ユーロとなり、英国(1兆3600億ユーロ)とドイツ(1兆1750億ユーロ)に次ぐ第3位だが、増加率は、英独の4%に対して、フランスでは6%と高めだった。

住宅ローンの残高増加の背景には、景気回復を背景とする住宅取引件数の増加と、住宅価格の上昇がある。また、欧州中銀(ECB)による量的緩和の影響で低金利が続いていることも、住宅ローンへの需要を呼び込んでいる。他方、家計の所得に対する住宅ローン残高の割合は67%と、比較的に合理的な水準に留まっており、この点で大きな懸念はない。(「日刊メディアダイジェスト」5月15日より転載)

 

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