今週のフランス

BNPパリバ、Paylibに個人間送金機能を追加

仏大手銀行BNPパリバは近く、モバイル決済アプリ「Paylib」に個人間送金の機能を追加する。この4月からサービスを開始する。他行も順次合流する予定。

Paylibは、BNPパリバを含む銀行5行(クレディアグリコル、ソシエテジェネラル、クレディミュチュエル・アルケア、ラ・バンク・ポスタル、BPCE)が共同で運営するモバイル決済サービス。これまで個人間送金の機能はなかったが、Lydiaなどフィンテック分野の競合が先行したこの分野で巻き返しを図るべく、サービス開始を決めた。具体的には、フィンテックの競合とは異なり、銀行間決済プラットフォームのSTETを経由した決済を提供。利用するには、携帯電話番号と口座番号情報(IBAN)に預ける必要があり、これを承諾した者の間でのみ、個人間送金を行うことができる。送金側ユーザーが携帯番号で受取人を指定し、STETを経由して銀行側が指図を受け取り、実行するという段取りになる。BNPパリバに続いて、Paylibで相乗りする他行も6月頃までに個人間送金のサービスを開始する予定で、6行(そのネット専業銀行子会社も含む)の顧客間の送金が可能になる。当面は送金完了まで24-48時間がかかるが、STETはリアルタイム決済に11月にも移行する予定で、これが実現すれば個人間送金も十数秒で完了するようになる。(「日刊メディアダイジェスト」2月8日より転載)

 

バックナンバー

kaiin260 100

会員用ログイン

サイト内検索