今週のフランス

鉱工業生産、9-11月期に3.8%増(前年同期比)

10日発表のINSEE統計によると、鉱工業生産は11月に前月比で0.5%減少した。前月の1.7%増から減少に転じた。工業生産に限ると、11月の減少率は1.0%となり、こちらも前月の2.5%増から減少に転じた。ただし、直近3ヵ月をその前の3ヵ月と比べた場合は、鉱工業生産が2.0%増、工業生産が2.1%増を記録しており、その1年前の3ヵ月間と比べた前年同期比では、鉱工業生産が3.8%増、工業生産が4.4%増と大きく増加している。前年同期比では、設備財部門で5.3%増、輸送用機械部門で9.0%増と増加が目立った。

工業部門の業況は確実に回復しており、INSEEは2017年7-9月期には同部門の雇用数が減少から脱したものと推定している。これは2001年以来で初めてとなる。工業部門企業の利益率も向上しており、付加価値の40%と、2000年以来の最高を記録している。ただ、原油価格の再上昇(過去6ヵ月で約30%の上昇)や対ドルでのユーロ高など不安材料もあり、貿易赤字は拡大を続けている。(「日刊メディアダイジェスト」1月11日より転載)

 

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