今週のフランス

政府、一般道の速度制限強化を決定

フィリップ首相は9日、交通安全対策機関の会合を開き、新たな交通安全対策を公表した。

目玉は一般道の速度制限で、中央分離帯がない一般道(国道・県道)について、片側2車線・両側4車線以上の区間を除いて、市街地外の最高速度を、現在の時速90kmから80kmに引き下げる措置が発表された。7月から施行される。この措置は一部の区間で試験導入されているが、その成果を踏まえた試算によると、全国レベルで適用すれば年間に350-400人の事故死を未然に防ぐことができるという。ドライバーから不興を買うのは必至だが、政府はそれでも速度制限の強化に踏み切った。ただし、2020年7月に、導入の成果を総括して、その後の対応を見直すことを約束した。2020年以降には、交通量に応じて最高速度を弾力的に変更する規制の導入も検討する。

これ以外の主な措置は次の通り。▽運転時の携帯使用とその他の違反行為(方向指示器の非表示など)を同時に犯した者について、免許停止の処罰を適用する(2019年から)、▽重大な違反行為(無免許運転、薬物服用・飲酒運転など)を犯した者について、車両を差し押さえる(2019年から)、▽横断歩道で歩行者優先の原則を守らなかったドライバーをビデオにより摘発し、処罰も強化する。(「日刊メディアダイジェスト」1月9日より転載)

 

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