今週のフランス

パリ市、都市型農業プロジェクトを募集

パリ市は9月末に、都市型農業のプロジェクト募集「Parisculteurs」の第2期を開始した。パンテオン・ソルボンヌ大学の屋上、モンソー公園の地下(5000平方メートル)、バンセンヌ競馬場などをはじめ、市内の43ヵ所の農業開発プロジェクトを募集する。前回の募集に比べて、対象となるスペースは合計で10ヘクタール程度と、2倍に増えた。なお、パリ市は2020年を目処に市内の30ヘクタールで農業生産を行う計画を立てている。

第1期の募集で選定されたプロジェクトのうち、11ヵ所では年内に生産が始まり、120人の雇用創出が実現する見通し。パリ市側は、不動産開発業者が都市型農業を最初から折り込んで建物を設計するなど、都市型農業の発展に向けた環境が整備されつつあること指摘、目標達成に自信を示している。

またパリ市はこのプロジェクトとは別に、パリ18区のシャペルの仏国鉄SNCFの鉄道施設跡地の再開発プロジェクトChapelle Internationalにおいて、7000平方メートル分の都市型農業プロジェクトを募集している。来年3月の国際農業見本市の機会に選定結果を発表する予定。(「日刊メディアダイジェスト」11月6日より転載)

 

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