今週のフランス

2017年の経済成長率、1.8%に上昇へ

INSEEが5日に発表した経済成長率予測によると、2017年第4四半期の経済成長率(前の期比)は前の期と同様に0.5%に達する見込み。2017年通年の経済成長率は1.8%となり、前年の1.1%を大きく上回り、経済成長が加速する。

経営者の景況感指数は2016年末以来で改善が続いており、2011年以来で最も高くなっている。2017年には企業設備投資が4%増を記録する見通し。それにも増して、家計による固定資本形成(専ら住宅投資)は通年で5%増を記録する見込みで、景気を支える柱となった。低金利を背景に住宅投資が拡大した。雇用創出のペースは年末にかけて減速するものの、賃金の上昇ペースは加速している。家計購買力は通年で1.6%増となる見込みで、インフレ率がわずかに上昇したこともあり、購買力の増加ペースは前年に比べると鈍くなる。個人消費支出の伸びは1.1%で、こちらも前年より低めの伸び率となる。

国際収支は、観光客数の回復に伴い、旅行収支が改善したことから、全体としてはわずかに改善する。ただ、製造業製品の貿易赤字は2011年の過去最大の水準まで近づく見通しで、改善は見られていない。

 

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