今週のフランス

グルパマ、パリ副都心に高層ビルを建設へ:トタル本社の入居を念頭に

仏グルパマ(保険)はこのほど、パリ副都心ラデファンス地区に高層ビルを建設する計画を明らかにした。新高層ビル「リンク」は、グルパマの不動産子会社が開発。設計は仏フィリップ・シアンバレッタ氏が手掛け、244メートルと174メートルの2本のビルをつなげたような形状を採用、対応する2つの階はすべて連絡橋でつながれ、1階につき最大6000平方メートルの空間を実現するというコンセプトとなっている。高さはフランスで最高となる。既存の建物を取り壊して建設されるが、32ヵ月で完成するという。

新高層ビルは、仏石油大手トタルが入居する新社屋として構想された。トタルは本社移転を予定しており、移転先の選定作業を進めているが、現在の本社があるラデファンス地区付近に場所を見つける計画で、これまでに2つのプロジェクトが有望視されていた。一つは、ユニバイユ・ロダムコが開発の「シスターズ」(クリスチャン・ド・ポルザンパルク氏設計、219メートルと121メートル)、そして、ナンテールに整備予定の木造建築群(Woodeum)で、これにグルパマが参戦した格好になる。なお、トタルは現在、高層ビル「ミシュレ」などラデファンス地区内で20万平方メートルを超えるオフィスを占有しているが、移転後には12万5000平方メートルに縮小される。(「日刊メディアダイジェスト」5月17日より転載)

 

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