今週のフランス

アクサ、米国事業を上場へ

仏保険大手アクサは5月10日、米国事業の上場計画を明らかにした。米国の生保、貯蓄・年金商品事業に、上場企業であるアリアンス・バーンスタイン(資産運用)に保有する64%株式を束ねて上場する。2018年上半期中に市況を見て実施する。詳細は発表されていないが、アクサは上場主体の20-30%株式を放出する計画といい、評価額は100億-150億ドルに設定される見込みだという。

アクサは上場の利点について、米国事業がより柔軟な戦略展開を進められるようになると説明、生保分野では米国で10指に入る上場企業になると指摘している。なお、アクサUSはアクサ・グループの営業利益のうち9億500万ユーロ分に貢献。アリアンス・バーンスタインは同じく1億9100万ユーロ分に貢献している。アクサは上場で得る収入を、戦略事業の強化に充当する予定で、企業買収を行う可能性も示唆しているが、大型の企業買収は否定している。同時に、一部は株主に還元する可能性も示唆した。

アクサは同じ機会に、1-3月期の収入を316億ユーロと発表した。前年同期比で0.1%の減収となり、標準的な予測(326億ユーロ)を下回った。生保・貯蓄商品・年金が1.4%減の171億ユーロと後退、損保部門は1.2%増の134億ユーロを記録した。(「日刊メディアダイジェスト」5月11日より転載)

 

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