今週のフランス

事故が少ない経路を表示の新サービス、グルパマが開始

保険大手グルパマは20日、ドライバー向けに事故が最も少ない経路を表示するサービスを開始した。同社としては初めて、官公庁のオープンデータを利用してサービスを立ち上げた。すべての人が利用できる無料サービスとして開始した。

グルパマはこのサービスを、過去7年間の70万件程度の自動車事故とその位置情報のオープンデータを元にして開発した。インターネットサイト「letrajetleplussur.fr」(モバイルにも対応)を通じてサービスを提供する。グルパマはこのサービスを、特に短距離の移動における安全ルートの選択をサポートする目的で開発。同社によると、人身事故の3分の2は市街地で、また死亡事故の4分の3は日常的なルート又は短距離の移動(通勤通学、買い物など)で発生している。こうした事故を減らすことに貢献することが新サービスの狙いで、具体的には、最速ルートと、それより所要時間が20%長い範囲で事故が最も少ない安全ルートの2つが表示される。例えば、エッフェル塔からリヨン駅までの移動だと、最速は19分だが、最も安全なルートは24分となる。

グルパマは、個人情報の保護に配慮し、自社の加入者の運転データやサービス利用者のデータは一切使用しないと約束している。オープンデータを利用したサービスの開発には今後とも積極的に取り組む姿勢を示した。

 

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