今週のフランス

食品栄養表示の新制度、4月初頭に導入へ

政府は、食品栄養表示の新制度「ニュトリスコール(Nutri-score)」を4月初頭に導入すると発表した。肥満や成人病の予防につながる食生活の改善に貢献するのが狙い。施行令が4月初頭に公示される。

政府はこの導入を目指して、量販店において複数の表示方法のテストを行った。その結果を踏まえて、導入される表示方法を決めた。採用された方法は、各食品について、熱量、塩分、糖分、飽和脂肪酸をマイナス要因とし、逆に、繊維質や果物・野菜、タンパク質の含有をプラス要因として、ポイント制により総合点を出し、これを5段階評価で表示するという形になる。最良がA、最悪がEで、Aを緑、Eを赤とする色のグラデーションでも表示する。対象となるのは加工食品で、「地元産品」は対象外となる。また、欧州連合(EU)の法令との兼ね合いもあり、表示は任意だが、政府は一部のメーカーが導入に着手すれば、連鎖的に一般化が進むものと期待している。

食品メーカー側は、表示制度の導入に消極的で、導入を断念に追い込むべく、繰り返し圧力を行使してきたといわれる。政府は政権交代を目前に控えて、制度の導入を決めることを選んだ。

 

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